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シティリーグ 12/21 上位入賞構築考察

https://players.pokemon-card.com/event/detail/285072/result

 

【優勝 ニッシー選手 インテウーラ】

【準優勝 K選手 ルギア】

【3位 かず選手 トドロクツキ】

【3位 べっち選手 サーナイト

 

TOP4にギラティナリザードン無し、TOP8にリザードンは2名おりましたがギラティナは0という結果になりました。

優勝は今季のシティリーグで度々結果を残しているインテウーラ。メタとデッキの特性が噛み合っているのはもちろんありますが、その入賞数の多さからデッキ自体の確かな地力の高さも伺えます。

しかし今回注目したいのは何といっても準優勝のルギア。カビゴンやいちげき系のポケモンは全く入っておらず、テツノカイナex、シェイミV、かがやくリザードンドラピオンの合計4種のメタアタッカーが採用されています。ルギアバレットとでも呼ぶべきデッキタイプなのでしょうか?

ミュウ、リザードン、トドロクツキ等に対して弱点をつけるアタッカーが採用されており、非エク主体のサーナイトにはテツノカイナをぶつけることができます。

手張りの基本エネは大地の器で持ってくることができます。手札を切るカードなので序盤にアーケオスをトラッシュに落とすことができるのも非常に相性が良いです。

デッキ全体のHPが高く、げっこうしゅりけんやロストマインの通りがあまり良くないことからロストに対しても五分以上に戦っていけそうです。

ネックとなってくるのはやはり再現性でしょうか。アーケオスをトラッシュしてアッセンブルスターを打つことと並行してルミナスエネルギーや各色の基本エネルギーの回収も行わなければいけないため、通常のルギアより手札が詰まることやサイド落ちに悩まされるパターンは起こりそうです。

うまく動けないターンのお茶の濁し方やルギアやアーケオスをアタッカーとして使うパターンのゲームプランが通常のルギアより難しそうではありますが、シティリーグ準優勝という結果を残している訳ですから、デッキのポテンシャル自体はとても高く、プレイヤーの練度がかなり求められるタイプのデッキと言えるでしょう。

 

ルギアの良いところはデッキの自由枠の多さと拡張性の多さにあると言えます。

極論アーケオスさえアッセンブルスターで立てられてしまえば後はアタッカーが何でもいい訳ですからね。今は使用率があまり高くないデッキではありますが、メタに合わせたアタッカーの採用でシェアを伸ばしていくことが考えられます。今後注目のデッキの内の一つです。