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【優勝 クローバー選手 トドロクツキ】
【準優勝 さき選手 ミュウ】
【3位 こひ選手 ミュウ】
【3位 小森めと選手 インテウーラ】
本日も各地で開催されたシティリーグ、本大会ではTOP4がミュウ、ミュウ、トドロクツキ、インテウーラと驚きの様相を見せました。
TOP8まで見てもリザードンは分布0、ギラティナは2名いましたがいずれもTOP4には上がれずという結果になっています。
やはり注目したいのは優勝のトドロクツキ、古代未来環境当初はかなりのシェア率を誇っていましたがサーナイトに不利なデッキということでここ最近はめっきり数を減らしていました。
しかしここ最近のサーナイトの減少に加えて、悪弱点であるミュウのシェア増加、くるいえぐるでサイドを3枚獲得できるインテウーラの復権がいつの間にかトドロクツキに追い風を吹かせるような環境になっていたということでしょうか。
個人的に注目したいカードはげんきのハチマキ。カラミティストームの打点220はポケモンVを概ねワンパンできる強烈なワザですが、反面テツノカイナやエンテイ等最近流行のHP230族をワンパンできないのが少し気になるところでした。げんきのハチマキはそんな少し足りない打点問題を解消できる非常に優秀なカードだと思います。
ポケストップがメインのスタジアムとして採用されておりますが、しっかりタウンデパートもピン投。げんきのハチマキの他にも森の封印石やブーストエナジーといった強力なアイテムをピンポイントでサーチできるようになっているのも構築として非常に綺麗ですね。
枠があればがくしゅうそうちなんかも入れてみたいところです。
その他のデッキも見てみましょう。やはりTOP4に2人も残っているミュウに注目が集まります。
前回紹介したアギルダー搭載型とは違い、2人とも比較的シンプルなミュウのように見えますが、やはり上位に食い込むだけのことはあり、構築の細部に工夫が見られます。
個人的には3位のこひ選手のミュウに搭載されているスナッチアームに注目しております。
スナッチアームは登場当初ミュウに搭載された型が流行したものの、徐々に抜けていったカードでした。しかし特に天敵であるリザードンに対し序盤に打っていくことで後続の進化ポケモンを立てる速度の低下が見込めます。
もちろんゲーム最後まで最終進化に辿り着かないことはなかなかないと思われますが、1ターンでも遅らせてしまえば進化元を1匹でも多く、サイドを1枚でも多く獲得することができ、後のゲームに大きく影響を与えるでしょう。
ジャッジマン+スナッチアームを安定して打つには盤面にドローソースを大量に置けるミュウのようなデッキでなければいけませんが、Eレギュ終了までしばらくその脅威は続きそうです。