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【準優勝 せな選手 リザードン】
【3位 freeeee選手 サーフゴー】
【3位 ぜんりょ選手 リザードン】
TOP8の内4人、TOP4の内3人の使用デッキがリザードンという大会でした。
極端なメタの偏りを感じますが、TOP8のリザードンの中でもビーダル+エヴォ型とピジョット型に別れており対策側の難易度も高いように感じます。
唯一TOP4の中に残ったリザードン以外のデッキであるサーフゴーは現環境でかなり安定感のある青天井系のデッキであり、リザードンをはじめとする高耐久のexポケモンもワンパンできることから、やはりリザードンを中心にメタは回っていると言えるでしょう。
個人的なサーフゴーの注目ポイントはさぎょういん4投構築であること。
ビーダル抜きのサーフゴーは極端に雪道に弱くなる印象でしたが、さぎょういん4投+ともだちてちょうで雪道+手札干渉に構築単位でかなり強くしているように見受けられます。
ビーダルの弱みとして逃げエネ2+カウンターキャッチャーで縛られやすいことが挙げられます。
今回TOP4に入賞されたサーフゴーの構築はビーダルラインが抜けたことで逃げエネ1枚以下もしくはアタッカーのみでデッキが構成されており、雪道への耐性を上げながらもシステム系のポケモンを縛られにくいという点が素晴らしいと思います。
もう一つ注目したいポイントは正義のグローブ。今回TOP8に入賞されたリザードン4人の内2人が正義のグローブを採用していました。
リザードンへの対策として他のデッキタイプに採用されている印象があるカードでしたが、最近のトレンドでは頻発するミラー対策のためにリザードン自身が正義のグローブを取り込みはじめたようです。
ミラーでリザードンexをワンパンするためにはバーニングダークで相手のサイドが残1枚(180+150ダメージ)である必要があり比較的ケアが容易でしたが、正義のグローブをつけることでサイド1枚分リーサルラインが伸びるため入っていない構築とではミラーのサイドプランの選択肢がかなり多そうです。
エヴォ型のお供であるペパーやタウンデパートでアクセスが簡単なのも好印象です。
リザードンの台頭によりミライドンやミュウと言ったデッキが影を潜めている印象ですが、ここからリザードンに強い草絡みのデッキやサーナイトが増えてくるとまた環境が回ってくるかもしれません。