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ルギア復権! シティリーグ環境考察 2/12 トーナメントセンターバトロコ 水戸駅前店

みなさまお久しぶりです。だいぶ間隔が空いてしまいましたが本日から更新を再開していきたいと思います。

早速ですが直近で開催されたシティリーグS3大会結果から気になるものをピックアップして紹介していきたいと思います。

本日は2/12開催トーナメントセンターバトロコ 水戸駅前店分です。

players.pokemon-card.com

 

【優勝 こてし選手】

 

【ベスト8 kina選手】

 

本記事では特に【ルギア】をピックアップして紹介していきたいと思います。

本大会ではベスト8にルギアが2人入賞。内1人は優勝とかなりの好成績を残しています。

これは局所的な話ではなく、【ルギア】というデッキタイプは現在各地のシティリーグで入賞報告が見られる高tierデッキへとなっています。

Hレギュ開始当初はバーネット博士のスタン落ちがかなり厳しい印象でしたが、それ以上にチラチーノの追加が追い風のようです。

ワザ:スペシャルころころは特殊エネルギーの枚数につき70ダメージの打点を出すことができるため、エネルギー5枚でダブルターボエネルギー込みでもHP330のリザードンをワンパンすることができます。プライマルターボ2回+手張りで簡単に5エネ要求を満たすことができるのも魅力です。

元来【ルギア】はルギアVstarやカビゴンで中打点を出すことは得意なデッキでしたが、高打点についてはアヤシシに頼らざるを得ないデッキでした。

そんなところに突如到来した非エク高打点ポケモン、人気が出るのも頷けます。

 

そこで問題になるのは安定性。やはりバーネット博士の抜けた穴は大きいです。

バーネット博士が使用できなくなったことで【ルギア】は

アーケオスを手札に揃えて ②グッズやサポートでトラッシュに捨てる

という基本的な工程を踏まざるを得なくなりました。

この工程をスムーズに進めるため各プレイヤーが様々な工夫を凝らしています。

 

まず最近のトレンドはスーパーボール。

あまり他のデッキには採用されないカードですが、キャプチャーアロマ以外で進化ポケモンに触ることができるグッズとして優秀です。

ハイパーボールはどちらかというとアーケオスを持ってくるよりアーケオスをトラッシュすることに使用したいためルギア、アーケオスチラチーノと進化ポケモンの要求枚数が多い【ルギア】とは非常に噛み合いが良いでしょう。

同じ理由でAceSpecをマスターボールにする方も多いです。

 

アーケオスをトラッシュに捨てる工程もハイパーボールや博士の研究だけでは物足りないため様々なサポートが採用候補に入ります。

本日トップ8に入った方が採用していたのはセレナ

手札をトラッシュする効果はもちろん、ミラーのルギアVや最近増加しているアルセウス系統のデッキに対してはボスの指令としての役割も果たします。

 

新弾からはマツバの確信

1枚しか捨てることはできませんが、博士の研究と違い欲しいカードを手札に抱えながらドローを進めることができます。セレナのような手札上限もありません。

 

変わり種ならばザクロ

効果は基本的に有効とはなりませんが、コストで手札を2枚捨てることができます。

博士の研究+ザクロという持ち方をしている場合、その瞬間にアーケオスが手札になくとも博士の研究で引いてきたカードの中にアーケオスがあればザクロで即座にトラッシュへ落とすことができます。

 

上記のカード群は他のデッキにはあまり採用されないカードですが、【ルギア】においては相当有用なカードとして活躍しています。

一度回り始めると手が付けられないデッキのため今後も人気を維持していくデッキタイプかと思われます。今後も【ルギア】の構築とシェアには要注目です。