本記事ではテラスタルフェス環境で猛威を払っている【ブリジュラス】について解説していきます。
ついこの間CL大阪を制覇したデッキだね!
そうだね。
サーナイトやドラパルト、ミライドンやソウブレイズの優勝を予想していた人が多かったと思うんだけど、大方の予想を覆した結果となった。
今回はCL大阪優勝リストを確認しながら今最もホットなデッキ、【ブリジュラス】について考察していきたいと思う。
CL大阪 優勝リスト
【デッキコード】d5fVFk-awerUV-kFVVkk
デッキコンセプト
ブリジュラスexのデッキはディアルガVstarを採用する型としない型に大別出来る。
今回はディアルガを採用した型だね。
ブリジュラスexは1進化でHP300、実質弱点なし。
エネルギーを自身で供給しながら220ダメージを簡単に出すことが出来る超ハイスペックな中打点ポケモンだ。
フトゥー博士のシナリオも複数枚採用されてるから、ブリジュラスがワンパンされないような中打点同士の殴り合いに滅法強いよね。
裏を返せばブリジュラスをワンパンしつつ、こちらのブリジュラスではワンパンできないデッキが苦手なんだけどディアルガの採用でその弱点が緩和される。
ディアルガを採用することにより、220ダメージを出しながらエクストラターンを獲得出来る。
小型ポケモンやブリジュラスで倒しそこねたポケモンを気絶させながらサイドを進めることができる点が非常に強力だ。
元々のHP270がソウブレイズや【サーナイト】のフワンテなんかを倒しながらエクストラターンを取れるのは確かにめちゃくちゃ強そうだね。
加えて、取ったエクストラターンを活かしやすいようボスの指令も多めに3枚採用されているのが素晴らしいね。
重要な進化前のたねポケモンや、サイドを2枚取れるイキリンコexやネオラントVを狙い撃ちにできるもんね。
ポケギアも2枚採用されていて、前述のフトゥー博士のシナリオ含め狙ったタイミングで打ちやすくなっている。
そしてここは有名なポイントだけど、エクストラターンはキチキギスを更に強く使うことができる。
特性:さかてにとるは『前の相手の番に』ポケモンが気絶していれば使用できるから、ディアルガで取ったエクストラターンにも使用できるんだよね。
そうだね。2ターン連続、合計6枚のカードを引くことができる訳だから必然狙ったカードをプレイしやすくなる。
かなりのデッキに採用されている超汎用カードではあるけれど、特別に強く使うことができるのもディアルガならではの利点だよね。
なるほどなるほど。ちなみに今回の構築で特に注目しているカードってある?
注目カードはやっぱりジャミングタワーかな。
【ブリジュラス】はどうしても【サーナイト】に不利が付くところがあった。
勇気のお守りを付けたフワンテでワンパンされてしまうし、どうしてもサイドレースで勝ち辛いからね。
ただ、ジャミングタワーの採用で序盤のワザマシン:エヴォリューションを牽制しつつ、お守りフワンテコンボを防ぐことができるようになった。
これはかなり対戦に良い影響を及ぼしていると思う。
『サーナイト』のスタジアムってボウルタウン2枚くらいだしジャミングタワーを割り辛いところも環境に合ってるよね。
その他だとネジキとポケモン回収サイクロンも良いカードだよね。
ディアルガ系のデッキはどうしても進化前のディアルガVを狙われてしまうところがあるんだけど、ネジキがあればディアルガVstarに即進化して奇襲をかけることができる。
エネルギーを5枚用意するにはブリジュラスexへの進化が2回要求されるけどポケモン回収サイクロンがあるとそのハードルが少し下がるよね。
フトゥー博士のシナリオの3枚目としても使えるし、すごくデッキと噛み合っているAceSpecだよね。
まとめ
以上【ブリジュラス】の紹介でした!
CLを制覇するだけあって環境を読み切ったメタカードを採用しつつ、基盤はとても綺麗なデッキだったね。
ディアルガは残念ながらもう少しでレギュ落ちしてしまうけど、最後に思いっきり使ってみたいな!
そうだね。ブリジュラス自体は来年以降も強力なカードだと思うし、今の内に適切なプレイングを身につけるためにも是非練習したいデッキだね。