本記事ではステラミラクル環境で猛威を振るっているデッキ:テツノイバラに関して考察していきます。
早速サンプルリストから確認していきましょう。大会で上位入賞したリストをいくつか掲載します。
サンプルリスト
くろいまなざし杯 優勝
https://x.com/kusupoke_ex/status/1820035562071294320?s=46&t=qLaJnYTwSFS8giElG1-i-A
ハレツーCS 優勝
https://x.com/poke_zap/status/1819662617973232023?s=46&t=qLaJnYTwSFS8giElG1-i-A
ジムバトル 優勝
https://x.com/kichi_fullcomp/status/1819321477944201379?s=46&t=qLaJnYTwSFS8giElG1-i-A
デッキコンセプト
通称:イバラ単と呼ばれており、その名の通りデッキにテツノイバラ以外のポケモンが基本採用されておりません。
そのため特性:イニシャライズが常時発動し、相手のルールを持つポケモンの特性を全て封じることができます。
ステラミラクル環境のTier1、リザードンexとピジョットexの特性をどちらも止めることができ注目が集まっています。
相性の良いカード
クラッシュハンマー
相手のエネルギーを破壊するグッズです。
リザードンの特性:れんごくしはいを封じても手張り2枚でワザを起動出来てしまうため、こまめにエネルギーを破壊できるクラッシュハンマーが採用されています。
手札干渉+クラッシュハンマーで相手がエネルギーを手張りできないターンが来ようものなら、一気にテンポを取ることが出来るでしょう。
ワザマシン:エナジーターボ
山札から基本エネルギー2枚をベンチポケモンにつけるワザマシンです。
エナジーターボ+次ターンバトル場のテツノイバラでボルトサイクロンを打てば後続のテツノイバラがすぐ技を打てる状態になるのが良いですね。
ジャッジマン
お互いの手札を4枚にするサポートです。
序盤から一気に手札を削ることができるため、妨害を軸としたイバラ単においてはナンジャモよりも優先して採用されることが多いカードです。
イバラ側に必要なパーツが少ないため早いターンからガンガンプレイすることができ、4枚採用のリストもかなり多めです。
ボタン
ダメージを受けたテツノイバラを回収することでサイドレースを有利に進めることが出来ます。
ボルトサイクロンのエネルギーをパスする効果が強制のため、バトル場のイバラにエネルギーが不足してしまうことがありますが、そういった場面もボタンでバトル場のイバラを回収することでケアすることができます。
このデッキの弱点
有利なデッキにはとことん有利ですが、不利相性をひっくり返すのはかなり難しそうなデッキです。
最大打点がブーストエナジー未来込みでも160とかなり低めなので、2進化ex系のポケモンには2〜3パンを求められます。ゲッコウガexの様に弱点でワンパンしてくるデッキに対して打点で渡り合うのは相当厳しいため、使用するには適切な環境読みが求められるでしょう。
本日の紹介は以上になります。強力なメタデッキとして頭角を表してきたイバラ単、今後の環境でどこまでシェアを伸ばせるのか期待ですね。