いよいよ今週末6/1〜6/2に大規模大会JCSが開催されます。
上位4名には世界大会の参加権+海外渡航権が与えられる国内では最大規模の大会になります。本記事ではそんなJCSに向けて環境予想をTierリスト形式でしていきたいと思います。サンプルリストも添付しているので是非ご確認ください。
Tierリスト
Sランク
ドラパルト
言わずと知れた変幻の仮面環境を代表する最強2進化デッキです。構築もロスト型とピジョット型をベースに多岐に渡り、正確な構築の読みづらさも強さの一つかと思います。
マシマシラの様な露骨なメタカードが横行しているため、発売当初よりは少し向かい風の雰囲気もありますが、まだまだ高いデッキパワーは健在です。
タケルライコオーガポン
ここ最近で一気にシェアを伸ばしてきたデッキです。アタッカーが全てたねポケモンという足回りの速さに加え、オーガポンとオーリム博士の気迫という強力なエネルギー加速から生み出されるタケルライコの青天井火力が非常に強力です。
高い火力と速度だけでなく、ゆうきのおまもりによる耐久力も兼ね備えており、このデッキに対して速度負けしないorしっかり捲ることが出来なければ勝ち残るのは難しそうです。
Aランク
リザードン
前環境までは不動のTier1だったリザードンですが、ドラパルトの波に押され遂に陥落。
しかし最近ではリザードン側もマシマシラを採用しドラパルトに対して勝率を上げてきています。ドラパルト以外にもサーナイトやルギアと少し厳しい相手は多く、環境は決して追い風という訳ではありませんが持ち前の安定感とデッキパワーで勝ち上がる可能性も十分ありそうですね。
サーナイト
こちらも直近で急激にシェアを伸ばしています。前環境から変化したところはやはりマシマシラの採用でしょう。ドラパルトの切り返しだけでなく、サイコエンブレイスで乗ったダメカンを相手に乗せ替えることができ、デッキとのシナジーも高めです。非エクながらに高火力が出せるところからタケルライコやルギアといった高Tierのデッキにもサイドレースで負け辛いパワーを備えています。
いつの時代もミライドンのテツノカイナには要注意です。
ルギア
変幻の仮面で新たに収録されたAceSpec:レガシーエネルギーによりデッキパワーと採用できるポケモンの幅は跳ね上がっています。
綺麗に回った時のパワーは誰にも止められないものがありますが、やはり課題は序盤。アーケオスを2枚トラッシュに落としながらルギアVstarを立てるハードルは変わっていないため、回戦数の多い大型大会で全試合綺麗にアッセンブルスターを決めるハードルは少し高めのため使用を避けるプレイヤーも多そうです。
Bランク
ギラティナ
前環境に比べるとかなりシェアを落としている印象です。ドラパルトに特別有利な訳ではなく、タケルライコにも少し序盤がもたつくとギラティナVを取られて追いつけなくなります。
環境的に追い風という訳ではありませんが、レギュFの頃から存在するデッキタイプのためギラティナを使用するプレイヤーの練度は特に高い印象。その高い練度で勝ち上がるギラティナプレイヤーも少なくないかもしれません。
ミライドン
前回CLの覇者であるミライドンですが、タケルライコオーガポンが少し重めな印象。変幻の仮面発売直後ほど通りの良い環境ではないかもしれませんが、サーナイトに有利がつく数少ないデッキのため当たり方によってはJCSも勢いのまま制してしまうかもしれません。
カビゴンLO
おはやし笛という超強化を貰いながらも今環境ではあまりシェアは高くありません。
ルギアが一定数いることが一つの原因ではあるかと思われますが、環境全体的にカビゴンLOへのガードが下がっている印象です。Bランクに置きはしましたが、こちらもマッチングによっては一気に優勝してしまうスペックを秘めていると思います。
以上になります。今回は変幻の仮面環境を締めくくる大型大会です、上位プレイヤーの洗練された構築とプレイを見るのが今から楽しみですね。